http://www.youtube.com/watch?v=69evJAT_XYI
なんの番組だかよくわからんのだが、ダウンタウンの笑いの方向性について語っておる。松ちゃん曰く「ガキんちょからじじばばまでがオモロイと思うようなネタは、ほんまはオモロイもんちゃう。もっと笑いのセンスが上の人しかわからんようなもんがほんまにオモロイもんなんや。」と。
あーー、なんか最近いわゆるマス向けの広告表現について考えるときと似てるなあと思ったわけです。
僕らクリエーターはクリエーター同士でしかわかりあえないぐらいのとこまで考えて考えて表現を追求する。その結果一部の人間にしかわからないモノができあがる。わかる人間にはすんごくオモロイのだけど。
でもそれではマス向けの広告としてはダメダメで、もっとわかりやすく、もっと平易に、てなる。そうするとクリエーターが向かってる方向とは全く逆になっちゃう。そこにジレンマが生まれるんだな。
そうはいいつつも結局のところダウンタウンはマスの支持を得ているわけで、彼らが当時の思いのままマス向けではなく本当にオモロイものを追求しつづけてるのだとしたら、僕らにも未来はあるのかななんて思うのです。