進撃の巨人展、360°体感シアター “哮”


Yahoo! トレンドコースターにひきつづき、Oculus Rift コンテンツもういっこ作った―。(あー、トレンドコースター WebGL 版つくったこと書くのわすれてた。。。)

11 月 28 日から上野の森美術館で開催されてる進撃の巨人展のなかのひとつ、360°体感シアター “哮” ってやつのテクニカルディレクションと Unity によるオーサリング部分をわたしやりました。(ちゃんとしたクレジットは後日どっかで。)Oculus Rift つかうのは 2 回め(DK1 いれると 3 回目)だから、まー、余裕っしょーとかおもってたら、終盤、わりといろいろ苦労した。演出もっといれたい側と絶対フレームドロップさせられない側のたたかいw。5km 四方の街ぜんぶで 200 万ポリゴン、キャラクター一体あたり数万ポリゴン × 最大 10 人ぐらい、をわずか 10 数ミリ秒で描いちゃわないといけないてーのはすげえたいへん。Profiler で重いとこみつけて、MeshBaker でメッシュまとめて、occlusion culling ちゃんと設定して、シーンごとにそももそも見えないやつはあらかじめ disable しとく、とかとか、おかげで最適化 tips がいろいろたまった。Unity Editor が 32bit であることのメモリ限界とのたたかいもきつかった。メモリ不足で Unity 落ちてシーンファイル消えてやりなおし、ての何回やったか。。これはまー Unity 5 になって 64bit で動けば解消するんだろけど。

ってなわけで、完成した “哮”。現場での実際のお客さんのリアクションがすごくよくって、わずか数分の体験なのに感極まって泣いちゃったりとか、自然と最後にみんな拍手しちゃったりとか、ちゃんとファンのひとたちに楽しんでもらえるやつ作れてよかったなーって思うとどうじに、Oculus Rift のすごさも再認識。

どうやら土日は 120 分待ちとかになることもあるみたいなのだけど、平日は 30 分まちぐらいなので、期間も来年 1 月 25 日までわりとながーくやってるので進撃の巨人にあんまし興味ないひとも“哮” だけでも見に来たらいいんじゃないかな?!